浄水器よりもウォーターサーバーの方が優れている点について具体的に考えてみることにしましょう。
ウォーターサーバーの第一の利点として、好みに合った水を選べることが挙げられます。味の好みはもちろんのこと、栄養価の高い水、ダイエットに適した水など、自分の希望に合うものを選ぶことができるのです。
この点、浄水器から出てくるのはあくまでも水道水。当然ながら、味や成分を選ぶことなどは一切できないということになります。
初期費用がほとんどかからないというのも、ウォーターサーバーの利点のひとつです。ろ過機能が高い浄水器の中にも数千円程度で導入できるものがありますが、高いものになると数十万円にも上るものもあります。しかも定期的にカートリッジを交換しなければなりません。浄水器本体の寿命は7年程度と言われていますので、そのたびに買い換えるとしたらかなりのコストがかかってしまいます。
一般的に浄水器よりウォーターサーバーの方がコストが高いと思われがちですが、浄水器によってはウォーターサーバーを利用するよりも遙かに高いコストが必要となりかねないことは、選ぶ際によく考えておいたほうが良いでしょう。
また、ウォーターサーバーは冷たい水と同時に熱いお湯を使うことができます。浄水器の場合には通常の水のみとなりますので、この点の利便性はウォーターサーバーの方に軍配が上がると言って間違いありません。
このように、ウォーターサーバーにも浄水器にもそれぞれに一長一短があります。
さらに、最近では、水道水を利用する浄水型のウォーターサーバーも増えてきました。
ご自分のライフスタイルやご家族の状況によって選ばれることをお勧めします。