脱毛をする場合、施術日の前日までには必ず自己処理を行う必要があります。
産毛であっても、デリケートゾーンであっても、脱毛の光を当てる部分の毛は全てシェービングしていかなくてはなりません。
シェービングは、一度してしまえば慣れてくるのですが、最初のうちは、「デリケートゾーンはどこまで処理すればいいの?」「背中に手が届かない・・・」というようなことで、「これでいいのかな?」と不安に感じる人も多いようです。
そこで今回は、脱毛のシェービングについてまとめてみました。
上手にシェービングをして行かないと、施術してもらえないサロンもあります。
直前に慌てることがないように、少しでも不安に感じている方はぜひ参考にしてみてください。
脱毛施術前の自己処理(シェービング)のタイミングは?
脱毛施術日前日までに自己処理をしてくるように言われたけれど、実際いつするのがいいのでしょうか。
なぜ当日ではダメなのでしょうか。
これはお肌の状態が関係しています。
シェービングを行うと、どうしてもお肌に負担がかかってしまいます。
剃刀の場合、お肌の表面を削っているようなものなので、目に見えない小さな傷を作ってしまうことがありますし、電気シェーバーを使っても、その刺激でシェービングの後、お肌に赤みが出ることもあります。
このような症状がお肌に出ている箇所に関しては、脱毛処理をすることができません。
小さな傷や赤みは、数日で治まりますので、タイミングとしては、前日の自己処理で十分なのですが、お肌が弱かったり、敏感だと自覚している人は、前々日くらいには処理を終えて、脱毛施術に挑むことをおススメします。
ただし、3日以上前に処理を行ってしまうと、施術当日にムダ毛が伸びてきているケースもあります。
それはそれで脱毛処理をすることができなくなってしまうので、気をつけてください。
デリケートゾーン(VIO)の自己処理の方法は?
VIOのデリケートゾーンは、恥ずかしいけれど、脱毛するととてもラクなので、人気の箇所ではあるのですが、実際にどの程度まで自己処理をしていけばいいのかわからないという人は少なくありません。
自己処理のステップを具体的に見ていきましょう。
VIO、まずは目標とする形を決めよう!
VIOラインは、あまり人と比べられる部分でもないですし、カタログのようなものがあるわけでもないため、どの程度脱毛するべきかも検討がつかず、「どんな形にしますか?」と言われても、「どんな形があるんですか?」と聞きたくなりますよね。
VIO脱毛が随分一般化してきている現在、Vの形はオーバル型や小さめの逆三角形が人気、Iラインは全部脱毛する人と、ナチュラルに残す人が半々、Oは当然、みなさん全部脱毛というが主流のようです。
Iラインに関しては、やはり全部脱毛すると、生理の時などは特にとってもラクになり、すっきり快適に過ごせますが、いかにも「脱毛しました!」というような不自然な感じになってしまうのを避けるために、Vラインから自然にIラインに繋げて、徐々に毛の量をなくしていく人も多いようです。
VIOのシェービング方法
VIOのデザインを決めたら、毛が無くなって欲しい部分は全部剃っていきます。
しかし、全体的な毛の量を薄くするために、最初の2回程はVIOゾーン全体に照射を勧められる場合があります。
その場合は、VIOデザインに関わらず、全部剃ります。
VIOの自己処理は、はさみと電気シェーバーを使って行ってください。
剃刀だとどうしても、お肌に目に見えない傷をつけてしまいますので避けましょう。
はさみで全体のムダ毛を短くカットした上で、電気シェーバーを毛の流れに沿ってあてていきましょう!
剃る方向が、毛の流れに逆らう形になると、毛穴を傷つけてしまいますので注意してください。
背中の自己処理(シェービング)の方法は?
全身の中で、VIOに続いて、自己処理しにくいのが背中です。
普通のシェーバーだとなかなか手が届かないし、きちんと剃れているのかすら見にくいですよね。
気を遣わない家族に頼める場合はいいのですが、一人暮らしだったら、誰かに頼むこともできません。
脱毛サロンによっては、剃り残し部分は避けて施術するというところもあり「みんなどうやって処理しているんだろう」と思った人もいるのではないでしょうか。
背中の自己処理には、背中用のシェーバーがあるのをご存知でしたか?
背中・腰・肩に使えるRaviaラヴィアSラインシェーバーなどが人気のようです。
このシェーバーは、持ち手のところが折りたたみ式になっているので、普通のシェーバーでは届かなかった部分もラクに剃ることができます。
脱毛期間は長期に渡りますし、施術前の自己処理は必須ですので、こういった商品をひとつ持っていても良いかもしれません。