ウォーターサーバーと水の宅配サービス
ウォーターサーバーといえば、普通はどんなイメージが思い浮かぶでしょうか。「企業や病院のフロアなどに備え付けられていて、暑い夏の日でもワンプッシュで冷たい水が飲めるもの」というイメージをお持ちの方がきっと多いのではないでしょうか。
元々は企業向けとして開発されたウォーターサーバーですが、水道水を飲用として使えない海外では、ごく当然のように家庭にもウォーターサーバーが置かれています。最近では日本においても家庭にウォーターサーバーを置く方が増えてきていますが、健康志向の高まりを受けて、ウォーターサーバーを設置する家庭は今後ますます増えていくものと予想されています。
ウォーターサーバーの特徴のひとつに、水が宅配されるという点を挙げることができるでしょう。配送については、水がなくなったときにその都度注文するという方式を取っている業者もあれば、専門のスタッフが定期的に配送している業者もあります。また、配送は専ら宅配業者が行っている業者もあります。
いずれにしても、重いペットボトルを販売店から家庭まで持ち運ぶ必要がないのは嬉しいところでしょう。
なお、使い終わった空のボトルは、そのまま捨てる「ワンウェイシステム」を採用している業者と回収する「リターナブルシステム」を採用している業者とに分かれています。衛生面をより強く求めるのならワンウェイシステムが、エコの面と価格を重視する場合にはボトルを再利用するリターナブルシステムが適していると言えるでしょう。
また、最近は宅配ではなく、水道水をカートリッジで浄水するタイプのウォーターサーバーも増えてきました。
このような宅配サービスの内容を、ウォーターサーバーの業者選びのポイントにするのもひとつの方法です。