ミネラルの働き

ウォーターサーバー

ミネラルウォーターにはカルシウムやマグネシウムをはじめ、様々なミネラル成分が含まれています。コンスタントにミネラル成分を補給したい方やダイエットの補助的な役割として、硬水タイプのミネラルウォーターを積極的にお飲みになっている方も多いことでしょう。

体の働きを整えるのに欠かせないミネラル成分。では、それらの成分が具体的にどのような働きをするのかを見てみることにしましょう。

カルシウム

人体に非常に多く存在し、人間が生きていく上で絶対に欠かすことの出来ないミネラルのひとつ。ご存知のように骨や歯を作る成分というだけではなく、心臓や筋肉、神経、血液などといった人体のあらゆる箇所に作用しています。

カルシウムが欠乏すると、骨粗しょう症や骨軟化症などを引き起こしますが、精神面が不安定になったり高血圧になったりといった意外な影響も及ぼします。

マグネシウム

こちらも体内には不可欠なミネラル。カルシウム同様に骨や歯に多く存在し、筋肉や神経への作用が大きいミネラル成分です。

人体からマグネシウムが不足すると、高血圧や高脂血症、不整脈、痙攣、倦怠感などを引き起こします。

マグネシウムはたくさん摂れば良いというものではなく、カルシウムとのバランスが非常に重要となります。そのため、この2つのミネラルが同時に摂れるミネラルウォーターを飲むというのは非常に理に適っているのです。

しかしマグネシウムは苦味を持つため、マグネシウムが豊富に含まれたミネラルウォーターは、慣れない方だと飲みにくかったり下痢を起こしたりすることが少なくありません。

カルシウムやマグネシウムのほかにも利尿作用がよく知られるカリウム、浸透圧や神経機能を調節するナトリウムなどが含まれているミネラルウォーターが多く見られます。

ただし産出される場所によって成分やそのバランスはかなり異なっています。

比較的ミネラル成分の含有量が少ない傾向にある日本のミネラルウォーターですが、富士山のふもとから採れるミネラルウォーターには必須ミネラルで血糖値を下げると言われるバナジウムが豊富に含まれていることがよく知られています。